いつもは全く乗らない時間の電車にのった
一番会いたくて一番会いたくない人とあった
とりあえず改めて偶然の怖さを思い知る
あのとき麻雀していなければ、今日がテストでなければ、今日が雨でなければ、
なんて偶然か
さらにおまけでとなりの車両から移動してきて前に座るってなんだ?

でも予想に反して自分でもびっくりするくらい自然に会話が成立した
あんだけ恐れていたのに
こんなにも簡単に
多分一年という時間の存在だろうけど

雨が自分の手から下げているものに降り注ぎ中の教科書やらファイルが濡れるのにも気づかず歩き続け、話続けた